ゲームの説明

『シンキング ランキング』は仮説検証プロセスを取り入れたテーブルゲームです。このゲームには、食べ物や動物、道具などが描かれたアイテムカード80枚と、ランキングのテーマが書かれたテーマカード9枚が含まれており、合計54のテーマが用意されています。

プレイヤーはランキングを作成する親プレイヤーと回答プレイヤーに分かれます。親プレイヤーはランダムに選ばれたテーマに沿ってアイテムカードを並べ、ランキングを作成します。回答プレイヤーはどんなテーマでランキングが作られたか、カードの並びから推理して正解することを目指します。

親プレイヤーからヒントを出したり、回答プレイヤーからの質問はできませんが、回答プレイヤー同士で話し合ってテーマを探ることはできます。でも話しすぎるとライバルが先に正解しちゃうかも…？！

カードを増やしてランキングを推理しよう

回答プレイヤーは1ラウンド中に2回だけ回答できます。勝利ポイントを獲得できるのは1人だけ。ほかのプレイヤーに先んじてテーマを当てたいところですが、初期状態ではランキングを構成するカード枚数が少なく、推理するための手がかりがつかめません。

そんなときは3枚ある自分の手札から1枚えらび、裏向きにして場に出してみましょう。親が内容を確認してランキングに加えてくれるので、自分だけが知っている秘密のヒントになります。まわりのプレイヤーに内緒で推理を進めましょう。

しかし、みんなが手札を場に出し終えると裏向きのカードはすべて表向きに変わります。お互いに秘密だったヒントが公開され、正解に辿り着くチャンスが平等に。自分の出したカードでほかの人が正解に気付いちゃう、なんてことも？

手札は3ターンに分けて出せるので、いつ何を出すか、いつ回答するかを見極めながらプレイしましょう。2ターン以内に正解してもらえれば、ボーナスとしてランキングをつくった親プレイヤーにも勝利ポイントが入ります。54テーマすべてが印刷されたシートも付属しているので、悩んだときはシートとランキングを見比べながら考えてみてください。

ラウンドの勝者にはランキングチップがポイントとして与えられます。親を交代しながらゲームを進め、ランキングチップを最初に3枚獲得したプレイヤーがこのゲームの勝者となります。

アートワーク

80枚のアイテムカードに描かれたイラストは、画像生成AIツールであるDALL·E 2を活用して制作されました。これらのイラストを統一感のあるものにするため、プロンプトの選択や調整を工夫しました。
生成された画像はそのまま使用するのではなく、細かい箇所の調整をおこない、全体のスタイルに一貫性を持たせるために加工やパーツの追加が施されています。ぜひアートワークにも注目してみてください。ちいさいお子様向けにアイテムカードだけを使ってオリジナルのゲームを作って遊ぶのもおすすめです。

2つのモードを選んで遊ぼう

『シンキング ランキング』はもともと「ランキングのテーマを推理したうえで、1位のカードと同率か上回る手札を出す」が勝利条件のゲームとして制作していましたが、よりカジュアルに「ランキングを作る・当てる」ことにフォーカスしたルールを追加しました。前者は「オリジナルモード」として、後者は「カジュアルモード」としてどちらでも遊べるように説明書を2つ同梱しています（この商品ページに記載されている内容はカジュアルモードになります）。

カジュアルモードはゲームのテンポもよく、最初のプレイにおすすめです。より高難度のゲームにチャレンジしたいときはオリジナルモードをプレイしてみてください。